登山やトレッキング、ハイキングをするとき、難易度の低い低山や里山を歩くにしても、遭難のリスクがあります。たとえば登山途中に突然の大雨で身動きがとれなくなるというのは、誰にでも起こる可能性があります。そういうときに大事なのが「備え」です。
雨具をすぐに取り出せるよう準備をするのはもちろんのこと、なぜ遭難が起こるのかについての知識があるのとないのとでは、想定外の状況になったときの判断精度がまったく異なります。ただ、どうやって知識をつければいいかわからないですよね。そんな人におすすめの動画をご紹介します。
気象遭難を起こさないために身に着けるべき基礎知識
ヤマテンでは増加する山岳遭難を減らすための一助として、今夏「気象遭難を起こさないための安全登山ノート」を作成し、山岳イベントや講習会、山岳施設への配布などを進めています。
この安全登山ノートは幅広い登山者に気象情報の正しい使い方などを広く知ってもらい、気象遭難を防ぐために作成したものです。今の自分の登山時の危険度をチェックできるうえ、より安全に登山を楽しむための3つのSTEP「知る」「備える」「行動する」について、まとめてあります。
ヤマテンYouTubeチャンネルでは、この安全登山ノートの活用法を全4回シリーズとして解説した動画が公開されました。ヤマテン代表で山岳気象の第一人者の猪熊が、安全登山ノートの見方や使い方を解説しています。